【019】水谷隼著『負ける人は無駄な練習をする』
どうもメガカピです。
今日は、こどもの塾の間、一人タイムを満喫中。
題名に書いた水谷隼著『負ける人は無駄な練習をする』からの注目する文章を紹介します。
はじめに、水谷隼は、卓球選手。
全日本選手権平成18年度大会で、男子シングルス最年少優勝し、その後、5連覇を達成。
今では、世界的にも有名なのは、張本智和かもしれないが、水谷選手の方がすごく魅力的だとメガカピは感じる。
本人のホームページでは、
天性のボールタッチで日本卓球界を引っ張る若き至宝
とのこと。
何が魅力的かというと、卓球の技術ではない。
彼の卓球、勝負に対する向き合い方と言えばいいだろうか。
本には、その一部が刻み込まれている。
第4章勝つためにコーチに求めるもの
『リードしていて「そのままでいいぞ」という言葉掛けはそのゲームを捨てることと同じだ』
これは、ビジネスにおいても、集団活動でも、同じことだろう。
コーチは、上司やリーダーとし、
選手は、部下、下位のメンバー。
仕事でも、上司がうまくいっている部下に
いいぞと褒めの言葉をかけることがある。
やる気につながるから、いいのでは?
と思うかもしれないが、卓球しかり、
ビジネスしかり、情勢は時々刻々と変化
するのである。
卓球であれば、同じ相手に何度も同じ手が
使えるわけではない。
そのままでいい部下が満足をしたら、
部下の思考はそこで停止してしまう
水谷本人もコーチのその言葉を信じて、失敗した経験を持つとのこと。
リードしているときこそ相手の次の一手を読んで、先回りして戦術を変えていくことが必要であるとも書いている。
これは、単に調子に乗るなよと否定をして、
選手や部下のやる気をなくせばいいと
いうことではないと思う。
メガカピは、ビジネスでどうしていくべきがまだ勉強中だ。
三国志よりも、孫氏の兵法から、答えが出てきそうだと思っている。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
ここでの『彼』とは、
水谷の言葉を合わせて考えると
常に変化していることをしっかり
理解しておく必要がありそうだ。
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