メガカピのイクメンパパ育児とママのがん闘病日記。写真と株式投資も添えて

30代男、三児の育児、妻はがんで闘病中。たまに写真、株式投資などのブログ。

【019】水谷隼著『負ける人は無駄な練習をする』

どうもメガカピです。


今日は、こどもの塾の間、一人タイムを満喫中。



題名に書いた水谷隼著『負ける人は無駄な練習をする』からの注目する文章を紹介します。


はじめに、水谷隼は、卓球選手。

全日本選手権平成18年度大会で、男子シングルス最年少優勝し、その後、5連覇を達成。

今では、世界的にも有名なのは、張本智和かもしれないが、水谷選手の方がすごく魅力的だとメガカピは感じる。


本人のホームページでは、


天性のボールタッチで日本卓球界を引っ張る若き至宝


とのこと。


何が魅力的かというと、卓球の技術ではない。

彼の卓球、勝負に対する向き合い方と言えばいいだろうか。

本には、その一部が刻み込まれている。



第4章勝つためにコーチに求めるもの


『リードしていて「そのままでいいぞ」という言葉掛けはそのゲームを捨てることと同じだ』

これは、ビジネスにおいても、集団活動でも、同じことだろう。


コーチは、上司やリーダーとし、

選手は、部下、下位のメンバー。


仕事でも、上司がうまくいっている部下に

いいぞと褒めの言葉をかけることがある。


やる気につながるから、いいのでは?

と思うかもしれないが、卓球しかり、

ビジネスしかり、情勢は時々刻々と変化

するのである。

卓球であれば、同じ相手に何度も同じ手が

使えるわけではない。



そのままでいい部下が満足をしたら、

部下の思考はそこで停止してしまう



水谷本人もコーチのその言葉を信じて、失敗した経験を持つとのこと。


リードしているときこそ相手の次の一手を読んで、先回りして戦術を変えていくことが必要であるとも書いている。



これは、単に調子に乗るなよと否定をして、

選手や部下のやる気をなくせばいいと

いうことではないと思う。



メガカピは、ビジネスでどうしていくべきがまだ勉強中だ。

三国志よりも、孫氏の兵法から、答えが出てきそうだと思っている。


彼を知り己を知れば百戦殆うからず


ここでの『彼』とは、


水谷の言葉を合わせて考えると


常に変化していることをしっかり

理解しておく必要がありそうだ。